そこで今回は、浜松市浜北区の静岡県立森林公園で『食×農×環境』をテーマに開催される「森の朝市」をご紹介します。緑に囲まれたロケーションで最高に「気持ちいい」お買い物を体験してみませんか?
森の朝市って何?
森の朝市は、静岡県浜松市浜北区の静岡県立森林公園で、毎月第1・第3日曜日に開催されているマルシェです。ここでは地元で採れた旬の農産物や加工食品、スイーツやお弁当などが、つくり手から直接購入することができます。
この朝市は、浜松地域における環境に配慮した持続可能な社会づくりを目的としたさまざまな活動を行っている一般社団法人LOCAL ACTION HAMAMATSUが運営しています。
森の朝市は、回を追うごとにリピーターが増え、開催日には多くの人で賑わっています。人気の秘密は森の朝市ならではの「気持ちいい」お買い物の楽しみ方。早速その秘密を覗いてみましょう。
朝の森林公園が気持ちいい!
天然のアカマツ林をはじめとする豊かな自然に恵まれた静岡県立森林公園は、ハイキングやバードウォッチング、アスレチックなどを楽しむことができる市民の憩いの場。朝の澄んだ空気の中でお買い物をするだけで、一日を気持ちよく過ごせそうです。
オープンエアな会場なので、ペットの同伴もOK。子ども連れの家族も安心してのびのびとお買い物ができます。もちろん、お買い物のあとは、そのままピクニックやハイキングもおすすめです。
ごみを減らして気持ちいい!
ゴミを減らす取り組みは、消費者が自らアクションできる環境に配慮した消費活動です。森の朝市では、マイバッグはもちろん、マイボトル、マイカトラリー、マイ容器の持参を呼びかけ、ゴミを出さないお買い物スタイルを提唱し、コーヒーかすや歯ブラシ、卵パックなどの回収も行っています。
実際にマイバッグはもちろん、マイ容器やマイボトル持参でのお買い物を体験すると、自宅でプラスチック容器やビニール袋を大量に捨てることが、思っていた以上にストレスを抱えていたことに気づきます。参加する皆さんも、お気に入りの買い物カゴやバッグを持参して楽しそうに参加している姿が印象的です。
コーヒーかすの回収
人・環境・動物への配慮が気持ちいい!
森の朝市で取り扱う商品のほとんどは、食の安全や環境・人権への配慮を確認しています。農産物は地元の農家を厳選し、新鮮な旬の食材を手に入れることができます。
また畜産物においてもアニマルウェルフェア(動物福祉)の観点から、動物が本来持っている行動要求が満たされる、健康で快適な環境での飼育を行っている生産者を厳選。現在は鶏卵のみを取り扱っています。
食の安全に目を光らせる必要がなく安心して買い物できることは、とても気持ちがいいことだと気付かされます。
「食の多様性」が気持ちいい!
近年、ライフスタイルの多様化が進み、健康や思想、宗教上の理由から、口にできる食べ物に制限がある人々が増えています。森の朝市では食の多様性(フードダイバーシティ)に対応した運営として、代替商品の用意や対応店の明示など、誰もが同じようにおいしい食事を取り、快適に過ごせる工夫を行っています。
だれでもできるのが「食」へのACTION
森の朝市
会場:静岡県立森林公園 第2駐車場
住所:〒434-0002 静岡県浜松市浜北区尾野2597-7
開催日:毎月第1・第3日曜日
開催時間:9時~12時(冬季のみ10時~13時)
※ゴミ削減のため、マイバッグ、マイ容器、マイボトル、マイ箸持参にご協力ください。
一般社団法人LOCAL ACTION HAMAMATSU
Instagram(@localaction_hamamatsu)にて出店者の情報をお届けしています。